言わずと知れたスポーツ先進国。スポーツ先進国の名にふさわしく、アメリカではスポーツ留学生をサポートするための返済不要の奨学金が豊富です。現にNSAAでは4年制大学生の90%が奨学金を獲得しています!
アメリカの大学は誰もが試合に出られる少人数ロースター制。例えば野球部では、新入部員が入ると半年くらいかけて全体の部員数が40名程度に絞られ、残った部員は試合で活躍するチャンスを与えられます。また、全体練習はわずか2〜3時間で終了し、後は自主練習や勉強の時間に当てられるのも特徴的。短期集中型の練習です。
多彩な奨学金制度
スポーツ先進国の名にふさわしく、アメリカではスポーツ留学生に対する返済不要の様々な形の奨学金が用意されており、スポーツ実績と学業成績に応じて奨学金が付与されます。学費全額免除の奨学金も夢ではありません。実はNSAAの学生の90%が奨学金を取得し、日本の大学と同じくらい、またはもっと安価にアメリカの大学に通っている学生がたくさんいるのです。
例えば、勉強面で一定の成績(4段階で3.0以上)を残すことができれば、通常留学生に課される費用(Out-of-state Fee)が免除されることが多く、年間最大15,000ドル(約180万円)もの勉強面での奨学金を得ることができます。さらに4段階で3.5以上であれば、成績優秀者のためのファンドが奨学金を提供してくれることもあります。さらにスポーツで目立った成績が残せれば、返済不要の奨学金に加え、練習着やユニフォーム代、部費や遠征費、寮費なども大学が負担をしてくれます。
奨学金獲得一覧
文武両道という教育理念
「学生」は「職業」であるという教育理念の下、アメリカの大学ではアスリートといえども学問を疎かにすることは許されていません。たとえ将来メジャーリーグ入団を期待された有望な選手であっても、学業成績が下がると試合や練習に参加させてもらえないこともあります。成績が下がると部活ができないので、アスリートは学業成績とスポーツ実績の両方を残すことが要求されるのです。アスリートとしての人生を終えた後も安定したキャリアを築いていく準備をするのが教育機関であるという教育理念があるのです。
編入システム
アメリカには2年制大学と4年制大学がありますが、2年制大学から4年制大学へ、または2年制大学間や4年制大学間での編入システムが確立されています。プレイ環境が思っていたのと違っていたり、将来目指していたキャリアが変わった場合など、より望ましい大学に編入することができるのです。
NSAAでは、まずは2年制大学に入学し、学業もスポーツも良い成績を残し、そして4年制大学の3年生に編入することをお勧めしています。
2年制大学は、
①入学基準が緩やかなので入学しやすい
②小規模クラスなのでアメリカでの生活や英語で学問することに徐々に慣れていくことができる
③4年制大学に比べ学費を20%〜50%も軽減することができる
4年制大学よりも良い成績を残しやすいので、
④4年制大学編入時に奨学金をもらえる可能性が高くなる
現にNSAAの学生はその90%がなんらかの奨学金を手にしています。奨学金によって日本の大学よりも安くアメリカの大学に通っている学生もたくさんいるのです。
アメリカの大学の種類
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2年制大学 |
4年制大学 |
私立 |
ジュニアカレッジ
日本の短大と似た生活を持つ。寮などの施設も完備されている伝統ある大学が多く、少人数制でしっかりと勉強を見てくれるサポート体制もあり。4年制大学に編入する学生も多数。
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リベラルアーツ・カレッジ
1クラスの人数が15人前後と少ない上、教授は研究よりも教えることに力を注いでいます。主に一般教養を学ぶ場所です。
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公立 |
コミュニティーカレッジ
地域密着型の大学。留学生にとっては入学しやすく授業料もジュニアカレッジや4年制大学に比べると格段に安いのが特徴。日本人の多くが進学しています。
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総合大学
内部はカレッジとユニバーシティーの2つに分かれている。ユニバーシティーは博士号まで備えており、多彩な専攻分野を提供。カレッジは比較的小規模で学部生と大学院教育に重点を置いています。
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日米の費用比較
| 大学 | 入学金 | 授業料 | 寮・食費 | 施設使用 | その他 | 合計 |
日本の大学
(自宅外) | 私立K大学 | 200,000 | 860,000 | 120,000 | 190,000 | 30,000 | 2,480,000 |
私立K大学 | 200,000 | 960,000 | 120,000 | 50,000 | 30,000 | 2,440,000 |
北米
2年制大学
| コミュニティー
カレッジ(公立) | | 750,000 | 900,000 | 100,000 | 50,000 | 1,800,000 |
ジュニアカレッジ
(私立) | | 1,300,000 | 600,000 | 70,000 | 100,000 | 2,070,000 |
北米
4年制大学
| リベラルアーツ
(教養教育) | | 2,500,000 | 740,000 | 100,000 | 200,000 | 3,540,000 |
総合大学 | | 2,400,000 | 650,000 | 100,000 | 100,000 | 3,250,000 |
住居環境
多くの大学がキャンパス内に学生寮を備えており、寮に住むことは一般的です。寮は2名でのルームシェアになることが多いようです。アパートやシェアハウスに住んだりホームステイを選ぶこともでき、選択肢は多彩です。
入学するには
アメリカの大学に入学するには日本のような「入学試験」はありません。入学願書と一緒に3つの書類を提出し、それが審査され合否が決定します。
提出書類
①高校・大学での成績証明書(英文)
②自己紹介や留学の早期などを書いたエッセイ
③TOEFLなどの英語力を証明するスコア
入学に必要なTOEFLスコアの目安
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2年制大学レベル |
4年制大学レベル |
大学院レベル |
TOEFL iBT (インターネットを利用した試験)
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61 – 78 |
79 – 100 |
101 – 120 |
TOEFL PBT (紙上の試験)
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450 – 540 |
541 – 605 |
605 – 677 |
TOEFL CBT (コンピューターを利用した試験)
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133 – 210 |
213 – 250 |
263 – 300 |
英検 |
準2級・2級 |
準1級 |
1級 |
入学の時期:8月下旬または1月上旬
アメリカの大学は、8月下旬から翌年5月中旬までを1学年と捉え、6−8月は夏休みまたは夏学期となります。多くの大学がこの1学年を2期に分けるセメスター制をとっていますが、4期に分けるクォーター制をとっている学校も少数あります。各学期が終了するとコースが終了し、成績がついて単位を取得します。入学時期は1学年が始まる8月下旬か、セメスター制の場合には2学期が始まる1月となり、年に2回入学のチャンスがあります。
渡航から帰国まで
※最初にアメリカの2年制大学に入学する場合、2年が終了した後、4年制の3年に編入